油圧拡縮スリッターシャフト

板厚の薄い材料やラップ量で切断品質に影響を受ける材料のスリット品質の改善の為に 、スリッターカッタ軸を油圧により拡縮する機能を持たせたスリッタ―スタンドを開発いたしました。 1980年より販売をスタートし、電磁鋼板、ステンレス、表面処理材、リードフレー材のラインに多数ご採用を頂いております。 カッタ刃の内径とスリッタシャフト径の間には、約0.020-0.04mm位の隙間があります、この隙間がラップ量を変化させ切断品質に悪影響を与えます。 油圧拡縮スリッターシャフトを使用することでこの隙間を無くしラップの変化を抑え、良好なスリットが行えます。

以下の特長があります。 

特徴
1,簡単な油圧拡縮軸の操作
  スリッタに手動油圧ポンプまたは電動油圧ポンプを搭載、メータを見ながら指定圧  で拡縮量を管理できます。

2,刃組作業は、通常のスリッタと同じ
  拡縮の機構は、ドライブサイドに配置してあるので刃組作業で邪魔になることにあ   りません。 通常のスリッタ―スタンドの刃組の作業性と変わりません。

3,堅牢設計 中空軸に圧力をかけて拡縮致します、                強度を考慮した肉厚で 設計しております、納入開始から40年間で軸の交換なく    稼働してりおります。

4,拡縮カッタ刃研磨治具をラインナップ拡縮スリッタシャフトの機能を効果的に使用する為に、カッタ刃研磨用に手動油圧拡縮研磨治具をラインナップしております。